オススメBLUES紹介Vo4:「ジュニア・ウェルズ」

2025.1.31
酩酊談話室~店長ブログ
オーナー
監修者

ダイエーレコード店長

昭和47年創業のアナログレコード店のオーナーです。ソウル、ブルース、ゴスペルが好きで夜な夜な好きなレコードを聴いています。プライベートでは、ブルースバンドのVoで活動もしております。

ジュニア・ウェルズとは・・

DAIEIRECORD店長の「酩酊談話室」

前回の予告にも書きましたが、バディ・ガイの特集をしたときたら、やはり、この人を無視する訳にはいかないですね!

その名も、



「ジュニア・ウェルズ]



ジュニア・ウェルズはアメリカ合衆国のブルース・シンガー、ハーモニカ奏者。本名は、エイモス・ブレイクモア。1950年代よりイリノイ州シカゴで活躍し、そのファンキーなサウンドは、ファンク・ブルースと呼ばれるサウンドの形成に寄与した。







代表作「Hoodoo Man Blues」をご紹介

バディ・ガイの良き相棒、ハーピスト、そしてボーカリストでもある ジュニア・ウェルズの初レコーディング作品であり代表作でもある「Hoodoo Man Blues」です。


シカゴブルースのカッコよさが、滲み出るようなLPです。


余談ですが、ギターで参加した、バディ・ガイをプロデューサーが、チェスと専属契約をしていたと誤解して、アルバムのクレジット名をフレンドリー・チャップという変名にしている。再発盤からはバディ・ガイと正式名でクレジットされているので、オリジナル盤を探してみるのも面白いかも!!


ここで、当店で販売している上記のLPを紹介いたします。(画像クリックで商品に移動)





A-1曲目「Snatch It Back And Hold It」

A面の1曲目「Snatch It Back And Hold It」いきなりガツ~ンと来ます!!編成は、ギター・ベース・ドラム・ハープのみなのだがドライブ感のある演奏で、グッと来てしまいます。つかみは「OK」ってな感じの曲です。


Snatch It Back And Hold Itのサンプル音源





A-2曲目「Ships on the Ocean」

A面の2曲目「Ships on the Ocean」いやいや、バディガイの湿ったギター とグッと抑えた、リズム隊が痺れます。 ベースのジャックマイヤーズもいいですよ!!


Ships on the Oceanのサンプル音源





A-6曲目「Hey Lawdy Mama」

A面の6曲目「Hey Lawdy Mama」バディ・ガイのリフがグルーブを生み出し そこに、ジュニア・ウェルズのハープと歌が絡み合う様は最高です!


Hey Lawdy Mamaのサンプル音源





B-1曲目「Hoodoo Man Blues」

B面の1曲目「Hoodoo Man Blues」「Hoodoo Man」 とは、スケコマシ的な意味があるそうです。いかにもブルース!!(笑)ずっしりとしたテンポで語るように歌い熱くハープを絞り出す、これでなくっちゃね~ ブルースは・・


Hoodoo Man Bluesのサンプル音源





B-2曲目「Early In The Morning」

B面の2曲目「Early In The Morning」いやー いい曲だぁ。ほれぼれする、ピアニストのチャーリー・スパンド、1929年に録音した「Soon This Morning」が原作です。また、ソニーボーイウィリアムソンの代表作でもあります。


Early In The Morningのサンプル音源





B-6曲目「Yonder Wall」

B面の6曲目「Yonder Wall」エルモアジェイムスの「Look on Yonder Wall」が有名ですが、バディ・ガイとジュニア・ウェルズは、ジェイムスのアレンジとは違う解釈でこの曲を演奏しました。かっこいいです!!


Yonder Wallのサンプル音源





シカゴブルースは沢山の名盤がありますが、このアルバムも当然その中の一枚に数えられるでしょう。皆様、是非聴いてみてください!!



では又



今回も閲覧いただき有難うございました。最後に、当店で販売している「ジュニア・ウェルズ」のLP盤です!!(画像クリックで商品に移動)



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