オススメAOR紹介Vo1:「デヴィッド・ラズリー」

2025.3.3
酩酊談話室~店長ブログ
オーナー
監修者

ダイエーレコード店長

昭和47年創業のアナログレコード店のオーナーです。ソウル、ブルース、ゴスペルが好きで夜な夜な好きなレコードを聴いています。プライベートでは、ブルースバンドのVoで活動もしております。

デヴィッド・ラズリーとは・・

DAIEIRECORD店長の「酩酊談話室」

もうすぐ春ですね~♪

のフレーズで思い出すのは、昭和アイドルグループ「キャンディーズ」ですが、私にとって、春といえば、今日ご紹介するアルバム、



「デビット・ラズリー」の邦題「風のファルセット」



なんです。





デビット・ラズリーはアメリカ合衆国のレコーディングアーティスト、歌手、ミュージシャン、ソングライターであります。ご紹介する作品は、全編、ファルセット・ヴォイスで通しており、私的には、「春にふさわしい一枚ではないかと感じています・・!」

他にも、アルジャロウなども、非常に軽いサウンドでオススメですが、内容が素晴らしい割には世間にあまり認知されていないという事で、今回は「デビット・ラズリー」をご紹介します。







AOR界隈のライター・裏方な人

「デビット・ラズリー」は、「ロージー」というグループを経た後に「ボズ・スギャッグス」・「チャカ・カーン」・「ディオヌ・ワーウィック」・「ピーター・アレン」等、AORソウル界隈のライターとして、そしてバック・コーラスとして活躍した人なので、どちらかといえば、裏方の人なんだけど、そういう人程、まあ、実力があるんです。

ファルセットボイスを自由に操れるのは、バックコーラスとして鍛錬の賜物だと思うし 又この軽さがサウンドにマッチするのです。

当時のAORブームはこうした、裏方のスタジオミュージシャンに注目した時代であり、幅広いリスナーに受け入れられた、ある意味理想的な時代だったわけですね~。



邦題「風のファルセット」を聴いてみた



ここで、当店で販売している上記のLPをご紹介いたします。(画像クリックで商品に移動)



A-1曲目「Got To Find Love」

A面の1曲目「Got To Find Love」:軽いサウンドといっても、グルーブはしっかりあるから、飽きがこない! ジェイムステイラーがコーラス参加!


Got To Find Loveのサンプル音源





A-3曲目「Looking For Love On Broadway」

A面の3曲目「Looking For Love On Broadway」:ジェイムステイラー、書き下ろしの曲、いいです。ギターが「喜多島修」 知らなかった・・!!


Looking For Love On Broadwayのサンプル音源





A-5曲目「Take A Look」

A面の5曲目「Take A Look」:このバラードは最高ですね、彼のファルセットボイスは本当に素晴らしい!!


Take A Lookのサンプル音源





B-1曲目「Treat Willie Good」

B面の1曲目「Treat Willie Good」:軽快なポップチューン、彼のライターとしての才能を感じさせるナンバー!


Treat Willie Goodのサンプル音源





B-3曲目「RoomMate」

B面の3曲目「RoomMate」:軽快なレゲエのリズムをフューチャー!これまたいい感じの軽さです。


RoomMateのサンプル音源





B-5曲目「Take The Money And Run」

B面の5曲目「Take The Money And Run」:センスの良い曲ばかりですが、この曲にはニックデカロも参加、頷けます。


Take The Money And Runのサンプル音源





この春 是非オススメの1枚です!!



では又



今回も閲覧いただき有難うございました。最後に、当店で販売している「デビット・ラズリー」のLP盤です!!(画像クリックで商品に移動)



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