ダイエーレコード店長
昭和47年創業のアナログレコード店のオーナーです。ソウル、ブルース、ゴスペルが好きで夜な夜な好きなレコードを聴いています。プライベートでは、ブルースバンドのVoで活動もしております。
ジョニー・テイラーとは・・
DAIEIRECORD店長の「酩酊談話室」
1938年(34年説もあり)5月5日、アリゾナ州に生まれる。子供の頃から教会の聖歌隊で歌い、57年、プロ・デビューするサム・クックの替わりに、ソウル・スターラーズに参加し、61年にはクックが主宰するサー・レーベルと契約を結び、プロ歌手となった。ブルース、R&B、ソウル、ゴスペルからポップ、ドゥーワップ、ディスコまで、幅広いジャンルを演奏したアメリカの偉大なレコーディングアーティスト、ソングライターであります!!
当店が販売しているLPの紹介
ジョニーテイラーを聴いてみよう
よし!!
今日はジョニーテイラーを聴いてみよう。
うん。。。。うん。。。。
素晴らしい!!
[WHO’S MAKING LOVE] やコロンビア時代の「DISCO LADY」のヒット曲は、もちろん素晴らしいのですが、 やはりこれですよこれ!ブルースとゴスペルが根っこにあるアルバム。
そして、当店でも販売している,
彼の「STAX」デビュー作
「WANTED ONE SOUL SINGER」
このLPを聴いて思ったこと。。
早速、上記の商品のA面、1曲目「I Got To Love Somebody’s Baby」を聴いてみましょう!!
Johnnie Taylor / I Got To Love Somebody’s Babyのサンプル音源
出だしの、「♪I ‘ve Got to Love~~」の歌いだしで、あっという間にDeepなSoulの世界に引き込まれてしまう。デビューしたての頃は「サムクック」スタイルのシンガーとして個性を出し切れていない面もあったらしい、とライナーには書いてありますが、ここでの歌いっぷりは見事としかいいようがない。
あっライナーにこんな事も書いてある!
デビューしたての頃のエピソードで、地方巡業の時、当時人気の「リトル・ジョニーテイラー」の名前を使って南部を歌いまわって稼いでいたという、インチキをしていたとの事。笑えますね。当時は結構こういった話はあります。
映画「キャデラックレコード」でリトルウォルターが自分の名前を語って稼いでいたミュージシャンを、拳銃で撃ち殺すシーンがありましたがジョニーテイラーは殺されずにすんだので良かった。(笑)
A-3曲目「Watermelon Man」
3曲目の「Watermelon Man」はハービーハンコックの曲で有名ですが、元々はインストのナンバーに歌詞を付けたものをカバーしている、ゴスペルにインスパイヤされた曲なので、非常に深い味わいに仕上がっています。全体を通して、ゴスペルそしてブルージーでソウルフル、まさしくディープソウル!!
Johnnie Taylor / Watermelon Manのサンプル音源
B-2曲目「Blues In The Night」
B-2曲目「Blues In The Night」はサザンソウル好きにはたまらないアップテンポなナンバー、いかにも南部な泥臭いサウンドがいいです。
Johnnie Taylor / Blues In The Nightのサンプル音源
B-3曲目「I Had A Dream」
B-3曲目「I Had A Dream」!こういったテンポ感って、なかなか難しいというか、良くぞまあなんていうか、見事としかいいようがない。ダニーハザウエイの「To Be Young, Gifted and Black」ほどでは ないが(笑)
Johnnie Taylor / I Had A Dreamのサンプル音源
B-4曲目「Sixteen Tons」
B-4曲目「Sixteen Tons」は、ヘヴィーなアップテンポなナンバー メンフィス仕立てでかっこいい!
Johnnie Taylor / Sixteen Tonsのサンプル音源
B-5曲目「Little Bluebird」
B-5曲目「Little Bluebird」は、このアルバムを締めくくるに相応しい 曲で、ジョニーテイラーのシンガーとしての奥の深さを感じさせてくれます。アルバム通して、統一感があり、どの曲も深くて沁みる曲ばかり。
Johnnie Taylor / Little Bluebirdのサンプル音源
今回も閲覧いただき有難うございました。最後に、当店で販売している「ジョニー・テイラー」のLP盤です!!ちょっと、しぶ~い感じのソウルを聴きたい人には、是非オススメ致します!!(画像クリックで商品に移動)
では又